「DX推進の取組」メッセージ
2021年に経営統合を果たしたUNISOLグループ(フルサト・マルカホールディングス)では、お客様に「最適な価値」を提供し、「『叶えたい』が、あふれる社会へ。」を実現するためにデジタル技術の活用を前提に、統合シナジーを生かした既存ビジネスの強化や新規事業の創出に取り組んでおります。 社員のより働きやすい環境を創出するために社内環境の整備にも取り組んでまいりました。
ただし年々複雑化する市場環境と多様化するお客様のニーズにソリューションパートナーとして応え続けるためにはこれまで以上のスピードで事業や文化の変革が必要であると認識しております。 また、スピード感を持った変革の実現には、デジタル技術の活用を一層推進しDX(デジタル・トランスフォーメーション)と呼ばれる変革が不可欠であることから、UNISOLグループの理念、数値目標に沿ったDX推進戦略を策定いたしました。
特にUNISOLグループではグループ内外を巻き込んだ形での変革に取り組んでいるため、 ステークホルダーの皆さまに向けてもDX推進戦略を発信し、全事業・全社員が一体となってお客様、社会に対して新たな価値提供を目指してまいります。
2023年6月16日
代表取締役社長 古里 龍平
DXの基本思想と戦略
UNISOLグループにおけるDX戦略の基本思想
- 当社の目指す姿に向けてDX戦略を設定し、達成のための各施策を策定・推進
また各戦略の策定・推進はグループ理念を念頭に実施し、共通的な行動原理を持つこととする - デジタル・トランスフォーメーションに向けたDX戦略を「効率化・省人化」「人材育成」
「既存事業強化・新規事業への活用」「ステークホルダとの協業体制」の4つに設定し、グループ理念の実現を目指す
DX戦略
1効率化・省人化
- 徹底的に無駄の排除と改善が出来る文化の育成
- グループ及び社会の持続的成長への貢献
2人材育成
- DX人材育成を通した変化に強い人材、自ら変化を起こせる人材や文化の育成
3既存事業強化・新規事業への活用
- 既存事業の深掘り及び統合シナジー強化への貢献
- 新規事業構築と加速度的な事業成長への貢献
4ステークホルダーとの協業体制
- 内外に対して常に共創可能で新領域を開ける体制の構築
中期経営計画におけるDX戦略
- デジタル・トランスフォーメーションは中期経営計画の実現に向けた重要なファクターの1つと位置づけ
- 中期経営計画の3つの基本戦略に基づきDX戦略及びDX施策を推進
中期経営計画
当社の目指す姿・グループ理念・数値目標
3つの基本戦略
既存事業領域での差別化
新たな事業領域への展開
SDGsへの取組強化
DX戦略
DX施策
DX施策
- 「DX戦略の基本思想」にて掲げた各戦略を達成するために6つのDX施策を策定
- 「人材教育」「基盤整備・デジタル化」を成長を描くための土台とし、「AI活用」「スマートファクトリー」「アプリケーション」「データ分析」を推進、ソリューションパートナーとしての価値を向上
AI活用
- 各種需要予測による最適化
- 全社員にAIアシスタントの存在する環境の整備
スマートファクトリー
- IoTノウハウを活用した監視ソリューションの開発
- 各ベンダーと協力した自動化・省人化への取組
アプリケーション
- ノーコード開発ツールの現場展開による問題解決スピードの向上
- ERPパッケージ導入による業務及び開発の平準化
データ分析
- 当社グループの枠を超えたデータ統合基盤の活用
- BIツールを利用した意思決定のサポート
- ユーザーデータベースを活用した新規開拓支援
人材教育
- 現場担当者への知識・技術習得支援
- 既存のITリテラシー教育に加え、全社員へのDXリテラシー教育の実施
基盤整備・デジタル化
- グループを横断した基盤整備
- 継続的な業務のデジタル化とプロセスの最適化、デジタル活用による多様な働き方の実現
詳細については、以下をご覧ください。
DX推進戦略

※本資料の中で「評価指標」として記載のある中期経営計画目標は、中期経営計画を公表した2022年3月30日時点のものとなっております。最終年度2026年12月期目標につきましては、修正を行っております。詳しくは、2025年2月14日に開示いたしました「中期経営計画の最終年度数値目標修正に関するお知らせ」をご覧ください。