

持続可能な未来に向けて
挑戦し続けます。
代表取締役会長 飯田 邦彦
UNISOL(ユニソル)グループのVISION(ビジョン)は、「『叶えたい』が、あふれる社会へ。」です。人はみな夢や希望を持ち、叶えたいと思う明日をもっています。このVISIONには、そうした明日への期待が高まる未来を実現するために、当社グループが課題解決に必要な変化を起こし続ける、という意志を込めています。
今日、環境・社会問題はますます複雑化し、社会やお客様の課題も多様化しています。こうした変化の中、当社グループは社会からの要請に応えるだけでなく、期待を超える存在でありたいと考え、「サステナビリティ基本方針」を掲げ、皆様と共に持続可能な未来へと歩んでまいります。
私たちは現在、2026年12月期を終了年度とする中期経営計画と連動させながら、マテリアリティ(重要課題)への対応を進めています。例えば「事業活動における環境負荷低減」については、当社グループが排出する温室効果ガス(Scope1、2排出量)を2026年12月期までに、21.2%削減(2022年12月期比)する施策を実践しています。現在、エコカーへの切り替えや再生エネルギー由来の電力の導入などを進めており、実施済みの施策で目標の6割程度はカバーできると見込んでいます。今後も、目標達成に向けてアクションを続けてまいります。
また、企業の社会的責任の一環として「サステナブル調達方針」を策定していますが、2024年12月期は新たに当社グループの「人権方針」を定めました。これらの方針に基づく対応を進め、安心で安全なサプライチェーンの実現を目指してまいります。
従業員に対しても、当社グループが、働く意欲を持ち、成長を実感できる場所、自己実現が可能な場所にしたいと考えています。多様な価値観やバックグラウンドを尊重し、一人ひとりが個性や強みを発揮できる環境整備の一環として、育児との両立がしやすくなるように時短勤務制度の期間延長を開始しました。また、従業員の活力向上や生産性向上を目的とした健康経営の推進、従業員エンゲージメントサーベイによる組織課題の見える化、今まで以上にグローバルな視点を取り入れるために外国籍社員の積極採用などを行っております。
こうしたサステナビリティの取り組みを進める上で、ガバナンスは最も基本的な経営基盤の一つだと考えています。国内外の法令や行動規範を遵守し、高い倫理観を持ってコンプライアンスを徹底することはもちろん、リスクを把握・分析し、適切に管理するため、当社グループでは、「3線モデル」によるリスク管理体制を構築し、リスク管理委員会が中心となってリスク管理を実践し、その実効性を高めることに努めています。
サステナビリティの取り組みは、複雑で多様な課題への挑戦だと認識しています。挑戦には、お客さまや仕入先さま、地域の皆さま、投資家の皆さま、当社グループに属する従業員をはじめとする全てのステークホルダーの方々のお力添えが不可欠です。皆さまとの対話のためにも、本ホームページを通じて、当社グループの考えや取り組み成果を発信してまいりますので、今後も変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役会長 飯田 邦彦