里山保全活動
UNISOLの里プロジェクト
第5回活動報告
2024.09.14
9月14日(土)に「UNISOLの里プロジェクト」第5回目の活動を実施しました。
今回は、常緑樹の除伐・伐倒作業を実施しました。
10:00 参加者21名が集合。
講師の鶴田さん(NPO法人樹木・環境ネットワーク協会)より、
今日の体験内容とスローラインの使い方・ロープのセット方法を紹介いただきます。
10:15 常緑樹の除伐作業
それぞれの担当エリアで常緑樹を見極めながら除伐作業を実施しました。
常緑樹と落葉樹の判別が難しかったです。
11:30 伐木技術に挑戦
①現場の状況を確認し、樹木の状態を把握する
②伐倒方向を決める
③伐採の下準備を行う(作業場所づくり・牽引ロープ設定等)
④木を伐る (※昼休み後に実施)
13:00 伐木技術の再開
昼食後は先ほどの続き「広葉樹の伐採技術 ④木を伐る」からスタートです。
木を伐るには3工程があり、伐採担当者の号令に従って
全員が歩調を合わせて伐採作業を行います。
①伐倒方向に従って、受け口を入れる
②追い口を伐る
③牽引ロープを使って引き倒す
見事に予定した方向へ伐倒しました。
切り口も伐倒の成功を表すように美しい切り口です。
伐倒後は枝払い作業を行います。根元から順に枝を切り落としていきます。
払った枝は小枝をためておく場所に移動して、枝処理方法に従って伐り落としていきます。
これらの枝はマウンド造りの資材になります。
14:30 活動終了。みなさんお疲れ様でした!
活動前のこのエリアは、木々が生い茂っており、日中でも暗さを感じましたが
常緑樹の除伐で林床に日差しが届くようになり、明るさが増しました。
次回10月の活動では、植生調査と丸山湿原を見学予定です!