フルサト・マルカホールディングス里山保全活動背景

里山保全活動
UNISOLの里プロジェクト

第7回活動報告

2024.11.09

11月9日(土)に「UNISOLの里プロジェクト」第7回目の活動を実施しました。

今回は、落ち葉ステーション作りを実施しました。

 

10:00 参加者15名が集合。

講師の鶴田さん(NPO法人樹木・環境ネットワーク協会)より、

今日の体験内容をご紹介いただき、参加メンバーを3つの作業グループにわけました。

10:20 「落ち葉ステーション作り」作業スタート

 

◆設置場所の確認と四隅の杭位置特定(全員)

正確な長方形になるように、現場にあるものを有効活用して知恵を出し合いながら、

四隅の位置を確定します。

 

◆下地ならし作業(Aチーム)

先ほど確定した設置場所内にある、地面に根を張る切り株を撤去し、地ならしを行います。

(使用工具:バチヅル、スコップ等)

◆杭打ち作業(Bチーム)

垂直になるように打ち込むこと・各辺の杭が一直線上並ぶように位置取ることに注意しながら、

杭を打ち込んでいきます。(使用工具:ハンマー)

 

◆モウソウチク二分割作業(Cチーム)

事前に準備いただいた、モウソウチクを二分割に割っていきます。

分割後は、危険防止のために面取りを行います。(使用工具:ナタ・万力)

 

12:45昼食をはさんで、「落ち葉ステーション作り」再開です。

 

◆5つの縦穴づくり(Aチーム)

下地ならしが終わったら、水脈作りのための縦穴(直径20φ・深さ50㎝以上)を掘ります。

(使用工具:ダブルスコップ)

 

できた縦穴の中には、シガラ・落ち葉・燻炭を十分にいれ、

隙間がなくなるように縦穴を埋め込み整地します。

 

◆竹の半棹を杭に取り付ける(Cチームメイン)

割ったモウソウチクの半棹を上から順番に杭に打ち付けていきます。

竹と杭に下穴をあけ、その後ネジを電動ドライバーでねじ込んでいきます。

(使用工具:電動ドライバー・電動ドリル)

 
   

◆桁材の取り付け

杭と桁材は内側が揃うように取り付け、ビスを使って固定します。

  

15:20 活動終了。みなさん、お疲れ様でした!

いつもより人数が少ない中、協力し合い、立派な落ち葉ステーションが完成しました!

 

次回12月の活動では、植生管理作業を実施予定です!

 

落ち葉ステーションとは・・・

アスファルトや道路に落ちた落ち葉を森に還すための拠点のことです。

ステーションは、栄養豊富な点滴となって大木を支え、

大木は健康に呼吸をして水と空気の流れを生み出します。

ステーションは落ち葉を分解する菌たちにとって住み良い環境になります。

ステーションと周囲の樹木との相互作用を通して周辺の土地を育んでいきます。

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フルサト・マルカホールディングス里山保全活動レポート