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代表取締役社長 古里 龍平 代表取締役社長 古里 龍平

グループシナジーを最大限に発揮し、
株主の皆さまからの
期待と信頼に応えられる企業を
目指してまいります。

代表取締役社長 古里 龍平

平素より、フルサト・マルカホールディングス株式会社にご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
当社は、国内を中心に建築資材や機械工具を製造・販売するフルサト工業株式会社と、産業機械商社として海外にも広く展開する株式会社マルカが、2021年10月1日に経営統合し、ホールディングカンパニーとしてスタートしました。

思い返すと、2017年にマルカの本社ビルが、フルサト工業の本社ビルから約300mの距離に移転してきたことが、両社の出会いでした。同じ業態かつ同規模でありながらも競合関係にはなかった両社が、互いの強みや課題を理解し合う中で、さらなる成長と持続可能な価値創造を可能にする「最良のパートナー」になり得ると気づいたのです。

この経営統合を機に、私たちは「『その手があったか』を、次々と。」という合言葉のもと、新たなブランド「UNISOL(ユニソル)」を掲げました。これは「ユニーク(UNIQUE)」と「ソリューション(SOLUTION)」を組み合わせた造語です。

「UNISOL」には、両社の強み・課題を融合・補完することで強力なシナジーを最大限に発揮し、「唯一無二の感動提案をする」こと、「困ったときに最初に声をかけていただけるソリューションパートナーになる」という決意を込めています。現在は、統合した企業グループを「UNISOLグループ」と称しています。
最近では、長期的な視野での成長を目指す戦略として、両社が培ってきた「ものづくり」分野の知見を活かした、スマートファクトリーやIoTソリューションへの取り組みを強化するなど、UNISOLグループならではの多角的な事業展開を通じて未来志向のソリューションを提供し、「『叶えたい』が、あふれる社会へ。」を実現していきたいと考えています。

当社は、安定的かつ継続的な株主還元を重要な経営課題の一つとして位置付け、株主還元方針を定めています。配当政策においては、持続的な収益成長を目指しながら、連結業績やキャッシュアロケーションを踏まえ、累進配当を行ってまいります。株主還元方針の作成当初は、2027年12月期~2029年12月期でのDOE3.5%の達成を目指すとしていましたが、達成期間を前倒しし、2025年12月期からDOE3.5%を基準に配当を行うこととしました。

また、急速に変化する時代に対応しながら、持続可能な社会の実現を目指し、サステナビリティ経営の推進にも力を入れています。環境面では温室効果ガスの削減、再生可能エネルギーの導入、製造工程の効率化を進めています。社会的側面では、多様性の尊重と地域社会への貢献に注力し、ガバナンス面では透明性の高い経営を徹底しています。

今後も、景気や市場の変化に柔軟に対応し、さらなる成長と、株主の皆さまからの期待と信頼に応えられる企業を目指してまいります。引き続き、ご支援とご指導を賜りますよう、お願い申し上げます。